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ヤフーは5月31日、Yahoo!JAPANの検索エンジンを、Googleから「Yahoo! Search Technology」に変更した。 ヤフーの志立氏はこの点について「Googleの検索結果や速度などと比較して、YSTの方が良い結果が出ると判断したから今回の切り替えに踏み切った。米国が開発したからという理由で無条件に入れるわけではない」と説明している。 関係者によると、米Yahoo!が買収した米Inktomiや米Overture Servicesなどの検索技術を統合し、検索精度や更新頻度を高め、質・量ともに優れた検索結果を得られるとしている。 今回のYST導入に伴いYahoo! JAPANでは、新しい機能も導入するが、デザイン上は大きな変更は行わないため、一般ユーザーの多くは検索エンジンの変更自体に気が付かない可能性もある。 最近注目されているSEO(検索エンジン最適化)の手法はGoogleを主体としている事が多く、YSTの順位付けの方法がGoogleと異なれば、 日本で多くのユーザーに利用されている「Yahoo!JAPAN(YST)」への対応を考えなければいけないだろう。 |
ヤフーのリスティング事業部長 志立正嗣氏がCNET Japanの特集「サーチエンジン戦略を探る」の対談の中で、
いまやりたいと思っているのは、Yahoo! JAPANのディレクトリに登録されているサイトの情報をキーワード検索の結果表示のパラメータとして使うこと。先ほど橋本さんがおっしゃていた、インターネットのメジャーサイト一覧のようなものがあるとする。クエリーがメジャーサイトとマイナーサイトどちらにも同じくらいヒットしているとしたら、メジャーサイトから情報を引き出した方がなんとなく気持ちよいんじゃないか、そういうパラメーターとしてディレクトリのデータは使えるのかもしれないと。つまりページの優先順位にディレクトリの情報を反映させるという可能性は考えられるでしょうね。 ■ Yahoo!JAPANの検索エンジンに一言Yahoo!JAPANで「検索エンジン」のキーワードを検索すると、スポンサーサイトやYahoo!登録サイトから表示され、ページ検索の結果が反映されるのは、なんと14ページ目からである。 これでは、どんなにSEO対策をし、ページ検索の結果で1番目に表示されても「Yahoo!JAPAN」からのアクセスは殆ど望めないであろう。 結論から言えば、「Yahoo!JAPAN」からのアクセスを期待するのなら、お金をだしてスポンサーサイトになるか、Yahoo!カテゴリに登録されるようなメジャーなサイトにならなければならないという事である。(メジャーでないキーワードは別だが・・・) 「Yahoo!JAPAN」は、まさしく実力主義よりも市場原理主義のほうが勝っている日本の現状にマッチした検索エンジンであるような気がするのは私だけだろうか?(私の場合には、お金も実力もないので仕方がないが・・・) 上記で紹介しているように、今後「Yahoo!JAPAN」の主力エンジンとなるであろう「 Inktomi Slurp 」などが、仮に優秀なスパイダーであったとしても、「Yahoo!JAPAN」の方針が現状のままであったのなら、 SEOに真剣に取り組んでいるサイトオーナーや、私のようなメジャーでないサイトオーナーは、その恩恵を受けることは殆どないであろう。 |
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■ 5月の検索エンジンからのリンク状況及びロボットの訪問状況(調査対象サイト; 焼き豚ワンダーランド)
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